STYLE100

ヨコハマから提案する、地球1個分の新しい暮らし方。
未来にむけてチャレンジしている様々な人や活動を紹介します。

再使用エネルギー 循環型経済 生物多様性

アートの力で社会課題を学ぼう

子どもたちにとって体感的な理解が難しい「SDGs」の概念。しかし、地球温暖化や紛争・貧困など多くの社会課題は他人事ではなく、誰もが向き合うべきものです。そこで、アート作品の制作を通してこのテーマを“自分事”として捉えてもらおうという、ユニークなプロジェクトが展開されています。 その仕掛け人は、アート教育団体『EduArt(エデュアート)』。横浜市を拠点に、公立の小中学校や高校で特別授業を展開しています。某日、横浜市立みなとみらい本町小学校3年生の総合学習の授業として、そんなEduArtの活動が行われました。

生物多様性

地球にやさしいスポーツ大会に参加しよう

45年前、山下公園前に広がる横浜港の水質改善を目指し、市民の有志による清掃がはじまりました。その長年の取り組みが実を結び、いまでは厳しい水質基準を満たす海として横浜港は『世界トライアスロン横浜大会』の開催地となっています。第15回の記念大会でもある2025年、豊かな自然と共存するトライアスロン大会は、都会の海でどのようにして実施されたのか?「つくる側」「ささえる側」それぞれの想いを、“海をまもるSTYLE”として取材しました。

循環型経済

大切なお花を長く楽しもう

アナウンサーからフローリストに転身し、花とのサステナブルな付き合い方を提案している前田有紀さん。自然豊かな横浜市で生まれ育ち、花や緑に触れる子ども時代を過ごしたといいます。しかしテレビ局に入社してからは生活が一変。都心のビル群に囲まれ、ただひたすらに走り続ける毎日。時折、無性に自然が恋しくなることもあったのだそうです。

生物多様性

オープンガーデンで人と自然とつながろう

大都市でありながら、自然豊かな緑に囲まれた都市、横浜。市内では毎年春に、さまざまな場所で『オープンガーデン』という取り組みが行われています。日頃からガーデニングを楽しむ家庭や団体が、丹精込めて育てた庭を一般の方に公開しているのです。 人生と共に作り上げた大きな庭も、まだ始めたばかりの小さな庭も。それぞれの暮らしや趣向が表れている中に共通していたのは、『オープンガーデン』という開かれた庭を通して、人との出会いや自然とのつながりを豊かに楽しむ姿でした。

循環型経済

シェアフラワーで花と幸せを循環させよう

『フラワーロス』という言葉を聞いたことがありますか? これは形やサイズなどが規格に合わず市場に出せなかったお花や、売れ残ってしまったお花、イベントで使用されたお花など、さまざまな理由から美しく咲いた状態のまま廃棄することを表す言葉です。こうした課題を解消するため、お花を貴重な資源として*1アップサイクルし、お花が与えてくれる幸福のエネルギーをより多くの人に届ける『“幸せのお福分け”シェアフラワーSTYLE』という取り組みが進んでいます。 ロスからシェアへ。花から生まれる“幸せを循環させるSTYLE”をみなさんにご紹介します。

再使用エネルギー 循環型経済

北欧から地球にやさしい暮らしを学ぼう(後編)

サステナブルで世界最先端を行く北欧の知恵をIKEA横浜から学ぶ後編。人気のミートボールを植物由来で再現するフード革命や、先進的な家具買取りサービス、EVトラックによる配送など、驚きのサステナブルな取り組みが満載です。食品ロス削減や資源循環の工夫から、私たちの暮らしを変えるアイデアを探ります。

循環型経済 生物多様性

北欧から地球にやさしい暮らしを学ぼう(前編)

地球にやさしい暮らしをリードする北欧諸国の知恵を、私たちの生活にも取り入れてみませんか?今回訪れたのはスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー、イケアの大型ストア、IKEA横浜。サステナブルな商品やアイデアを通じて、誰もが実践できる地球にやさしい暮らし方を提案しています。イケアの取り組みに触れながら、未来につながるライフスタイルを考えてみましょう。

循環型経済

「シェア型書店」で本と想いを循環させよう

全国で書店が減少の一途をたどる中、横浜の歴史と文化が息づく日本大通りで、ユニークな本屋が賑わいを見せています。その名も、シェア型書店『LOCAL BOOK STORE kita.(以下kita.)』。なんと100名を超える市民がオーナーとなり、読み終わった本や大切な本を、思い入れと共に受け渡しているのです。資源とつながりが循環する「人の見える本屋」からは、地域にどんなコミュニケーションが生まれているのでしょうか。

再使用エネルギー 循環型経済

地球にやさしいフェスをひらこう!

横浜から発信する、新たなフェス体験の形。2025年4月、都市型フェス『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』(以下『CENTRAL』)が初開催されました。横浜の象徴的な複数拠点を舞台に音楽とサステナビリティが融合する新体験。 1日に数万人が集う音楽フェスは多くの人々が熱狂する一方で、その裏側では大量のゴミ、エネルギー消費、移動によるCO2排出など、環境への負荷が課題となっています。『CENTRAL』もそうした新たな潮流の中に位置づけられますが、他の音楽フェスと異なるのは、『リソースハブ』という独自の取り組みを打ち出している点です。 この『リソースハブ』には、どのような思いが込められているのでしょうか。そして、来場者はこの取り組みにどのように反応するのでしょうか。音楽の祭典を楽しみながら、持続可能な未来へと貢献する『CENTRAL』の挑戦に迫ります。

生物多様性

地域に自然のあそび場をつくろう

横浜市金沢区にある瀬ケ崎小学校の敷地内には、児童たちが日常的に自然とふれあうことのできる天然のフィールドが広がっています。都市化の波のなかで貴重な存在となったこの森は、幾度となく存亡の危機に直面しながら、様々な人々の協力によって保全されてきました。身近に自然のあそび場があることの素晴らしさと、それを維持していく活動の重要性とは。