循環型経済

循環型経済
横浜の物語と食を一緒にたのしもう!「横浜市にオリーブ農園がある」という話を聞いて、驚く方も多いのではないでしょうか。横浜オリーブは、横浜市緑区鴨居を拠点にオリーブを栽培し、商品化に取り組むプロジェクト。現在も栽培中であるため、ヨコラボでオリーブの実の販売はしていませんでしたが、ブースにはお料理に使えるオリーブの葉のパウダーや、オリーブの木を使った犬用おもちゃなどが並びました。横浜オリーブのプロジェクトの背景にあるストーリーをプロジェクトメンバーのみなさんに聞きました。

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花から地域に循環を生み出そう!2027年GREEN×EXPO 2027開催の地、旧上瀬谷通信施設の跡地が立地する瀬谷区。この地域を花で盛り上げる「フラワーロードプロジェクト」が始まっています。 EXPO会場のゲートウェイとなる海軍道路に花を植栽するこのプロジェクト。取材で訪れた2024年12月8日の開催日では、神奈川県立横浜瀬谷高等学校(以下、横浜瀬谷高校)の生徒の皆さんを中心に地元の小学生や様々な企業、地域の皆さんまで200名もの人々が参加し、汗をかきながらも、満開の笑顔を見せながら沿道を花で彩っていく光景が広がっていました。今回で7回目の開催という本プロジェクトですが、特筆すべきは、高校生の思いから始まったということ。どのように始まり、どのような未来を目指しているのか。さまざまな想いと未来に向けて描くビジョンを伺ってきました。

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横浜の都市農業を世界にひろげよう!海や都会のイメージがある横浜ですが、「農業」も盛んにおこなわれていることを知っていますか?実は、多くの人々が行き交う都市と農業が共存する“都市農業”の先進地として、注目を集めているのです。 現在、横浜には3,056戸(2020年 農林業センサス)を超える農家のみなさんがおり、2,723ヘクタール(令和6年固定資産概要調書 令和6年1月)の農地があります。そのうち93%が畑で、多くの農家が野菜を中心に果樹や花などを栽培。ほかにも、数は少ないですが水田や、豚や鶏などの畜産物まで幅広く生産されています。 「横浜の農業」の大きな特徴は、生産者と消費者の距離が近いこと。住宅地や観光地のすぐそばに農地が存在するために、畑から食卓までがとても近いのです。横浜で採れた農作物を使用した「地産地消」に取り組む飲食店やホテルも多くあります。 今回、横浜の都市農業から学びを得ようと、独立行政法人国際協力機構(以下、「JICA」)が実施するSHEP ※1 研修プログラムで南アフリカの農業省や各州・県で農家の営農支援に携わる行政官の方々が来日。SHEPプログラムを通じて横浜の農業のどんな部分に光を当てているのか、世界から見た横浜の農業スタイルについて取材しました。