STYLE100

ヨコハマから提案する、地球1個分の新しい暮らし方。
未来にむけてチャレンジしている様々な人や活動を紹介します。

再使用エネルギー 循環型経済

サステナブルなだけじゃなく、愛される商品を生み出そう

リサイクル率の低い紙製パッケージや、横浜市が保有する水源林の間伐材を断熱性に優れた「紙糸」へとアップサイクル。その糸を織った紙布から、暑さ対策のためのプロダクトをつくるヨコハマ未来創造会議のプロジェクト。 この度、その生み出されたプロダクトが発表されました。そこに込められたストーリーと想いを伺いました。

再使用エネルギー 循環型経済

スポーツにもリサイクルの文化をつくろう

糸がほつれたり、水を吸って重くなってしまったり。試合や練習使用に伴って劣化してしまった硬式野球ボールを、新品同様にリサイクルする取組がはじまっています。 プロデュースするのは、スポーツトレーナーとしてプロ野球選手にも指導を行っている保田貴史さん。使い古した野球ボールの再生活動を通じ、道具を大切にするスポーツ文化を広め、資金面で制約を受けることなく誰もがスポーツを続けられる環境を目指しています。 「本物の道具でのびのび技術を磨いてほしい」リサイクルボールに込めた保田さんの想いを聞きました。

再使用エネルギー 循環型経済

服を捨てない社会をつくろう

いらなくなった衣服を、駅ビルや商業施設の資源回収ボックスに持って行けたら、とても便利だと思いませんか。そんなふうに衣服の再資源化をより身近にする、画期的なアクションが横浜で始まっています。 環境省の調査によると、日本では毎年約80万トンの衣料品が販売され、そのうち約50万トンが廃棄されているそうです。そこで、廃棄される衣類を再資源化し、サステナブルな社会を実現したいと立ち上がったのが、JGC Digital株式会社が手がける衣類回収サービス『するーぷ』です。事業内容や込められた想いについて、お話をうかがいました。

再使用エネルギー 循環型経済 生物多様性

地球にやさしい暮らしをつくる仲間とつながろう

横浜市内の市民や企業、団体の皆様が取り組むサステナブルな活動を『STYLE』として紹介し、それを広く共有することで、地球にやさしい未来のライフスタイルを共に描く『地球1個分で暮らそう STYLE100(以下、STYLE100)』プロジェクト。 2025年7月11日、そんなSTYLE100による初めてのリアルイベント『STYLE100オープンセッション』をYOXO BOX(横浜市中区)で開催しました。会場には、これまで紹介した市民や企業、団体の皆様に加え、こうした活動に関心を寄せる一般の方なども参加。今回はそのレポートをお届けします。

再使用エネルギー 循環型経済

ごみを出さないお店をつくろう

高品質で環境に配慮したアウトドアウェアやギアを取り揃える「パタゴニア横浜・関内」で数ヶ月に一度開催されているのは、環境に負荷の少ない「ゼロ・ウェイストマーケット」です。店舗運営で可能な限りごみを出さないその取組は、いま、パタゴニア直営店のお手本にも。私たちのライフスタイルに役立つヒントを求めて、同店を訪れました。

生物多様性

大人の放課後にヨコハマの海を学ぼう

横浜の海に想いを寄せる人たちが集い、海について学び、触れ、体験する。そんな市民大学があることを知っていますか?これからご紹介するヨコハマ海洋市民大学は、海のことを正しく知る、大人のための学び場です。

再使用エネルギー 生物多様性

ゴミ拾いを「遊び」に変えてみよう!

横浜駅西口の周辺エリアでは、「マグネットフィッシング」が試験的に行われています。マグネットフィッシングとは、ロープにつないだ強力な磁石で金属ゴミを“釣り上げる”新感覚のアクティビティのこと。横浜駅西口の水辺を楽しみながら、美しくしようというSTYLEです。もしかしたら宝物も釣れてしまうかも!?

再使用エネルギー 循環型経済 生物多様性

自分たちの手で100年先まで水源を守ろう

蛇口をひねると、いつでも良質な水が飲める横浜市の水道。 じつはその水源の1つは、山梨県道志村を流れる「道志川」であることを知っていますか? そして、横浜市はおよそ100年前から現在まで、この水源を守る取組を続けています。「自分たちの水源は自分たちの手で守る」。そんな想いのもと、水源を保全し、整備する取組が脈々と受けつがれています。横浜市、道志村、そして有志のボランティアたち(最高齢は89歳!)が手を取り合い、未来の水を守り育てるSTYLE。美しい道志の森の風景とともに、コップ一杯の水道水に込められた想いを、ぜひ感じてください。

循環型経済

リユース手芸を楽しもう

使わなくなった布や手芸用品、「もういらないから」と捨ててしまっていませんか。これらに新たな命を吹き込み、リユース品として販売する手芸店『めぐる布市』が、横浜市青葉区で毎月、期間限定でオープンしています。 横浜市では、家庭から排出される古布のうち、衣料は主に買取事業者が回収して海外に輸出するなどして概ね9割がリユース・リサイクルされています。しかし衣料以外の布は、回収対象外か、回収されてもリユース対象とはなっていません。また、資源回収対象ではない手芸用品に関しても、使わずに手放すとなると家庭系ごみとなってしまうのが現状です。 そのような社会背景のなか、めぐる布市を運営する認定NPO法人 森ノオトは、寄付された資源を必要とする次の人へと繋ぐことで、“捨てる”と“つくる”を楽しく循環させています。これまで段ボール約4225箱分、総量38トンにのぼる布のリユースを実現してきた、その取組を取材しました。

再使用エネルギー 循環型経済 生物多様性

アートの力で社会課題を学ぼう

子どもたちにとって体感的な理解が難しい「SDGs」の概念。しかし、地球温暖化や紛争・貧困など多くの社会課題は他人事ではなく、誰もが向き合うべきものです。そこで、アート作品の制作を通してこのテーマを“自分事”として捉えてもらおうという、ユニークなプロジェクトが展開されています。 その仕掛け人は、アート教育団体『EduArt(エデュアート)』。横浜市を拠点に、公立の小中学校や高校で特別授業を展開しています。某日、横浜市立みなとみらい本町小学校3年生の総合学習の授業として、そんなEduArtの活動が行われました。